夏祭クラシックス

真夏のクラシックイベント、夏祭クラシックスのブログです。 夏祭クラシックス2020は2020/7/18ミューザ川崎シンフォニーホールにてカルミナ・ブラーナとベートーヴェン交響曲第7番を演奏します。

夏祭クラシックス2020は
「カルミナ・ブラーナ」&「ベートーヴェン交響曲第7番」+ ネッスンドルマ!

日時:2020年7月18日 14:00開演予定
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

楽譜

最初は楽譜が読めなくても合唱練習でだんだんと覚えます

先日、楽譜が読めなくても合唱団には参加できると書きましたが、
やはり譜面が読めない初心者さんは周りの歌声とうまく
合わせられない部分は、出てくるので、そういった箇所の歌い方については、

拍数の数え方を覚えるなり、伴奏や他のパートの音を手がかりに、
より合わせやすい方法でテンポをとって合わせていく必要が出てきます。

楽譜

少しばかり複雑でも、テンポのよい
スピードのある部分については、
耳と体で繰り返し覚えて合唱練習することで、
ある程度合わせる事ができるのですが、
スローで長ーく伸ばす音については
特に歌声を合わせるのが結構難しい。


例えばベートーベンの第九で言えば、
(歌ったことがある人はわかると思いますが)
Gun zen Welt♪
(ガンツェン ヴェーーーーールt)(´∀`)
と長い拍数伸ばす箇所があります。
息を続けるだけでも大変な箇所なのですが、
拍数が数えられないといつまで伸ばしていたらいいのかわからない。


そうなると体の準備もできてないので、合唱練習の度に行き当たりばったりに
息切れして、気持ち悪ーい中途半端な拍数で終わることになり、自分自身も
そしておそらく本番で聞いているお客さんもちょっと歯切れの悪い感じになるかと思います。

それに加えて、第九はよく「子音まではっきり丁寧に」と先生からご指導されることが多く、
最後の"t"までしっかり発音しなければなりません。拍数が数えられていないと
"t"の音が他の人とずれて、お客さんからは”t””t””t”トゥ、トゥ、トゥ、、、と微妙な
無声音がずれて聞こえることになり、客席からは何とも気持ち悪い感じに聴こえるのです。


歌っているうちに、テンポが取れていないとか周りとずれているところが
だんだんわかってくると思うので、そういうポイントポイントについては、
楽譜がしっかり読める人に、拍数の数え方を聞くのが一番よいと思います。


あと本番がオーケストラの演奏であれば、手がかりになる音が増えてくるので、
(毎回オーケストラの演奏で練習はないと思いますので)家でYou Tube等で
オーケストラの演奏を聴きながら、この音まで伸ばすんだという自分で
わかりやすい手がかりを見つけながら、練習して慣れることですね。


こうしてポイントポイントで、拍の数え方などを勉強していくうちに、
なんとなーく少しずつですが、楽譜の読み方もわかるようになって
くるようになると思います。と言っても、私もまだまだ
譜面をきちんと読めていないのですがね~Σ(=゚ω゚=;)


「最初、楽譜が読めなくても大丈夫」と言うよりも、
合唱をやっているうちに必要に迫られて、だんだん覚えて
いかなければならなくなる、という言い方が正しいかも知れませんね。

楽譜、音符が読めなくても合唱団に入れるか?

音楽や歌には興味はあるけれど、自分は楽譜が読めないから
合唱を始めるのは大丈夫だろうか~と心配な人もいると思います。
実際、合唱団には譜面は読めない人もいますので、
「いずれ読めるようになれるといいな。」
という歌を練習しながら覚える好奇心があれば大丈夫かと思います。


471e0e4c.jpgもちろん音楽に興味がある人の団体ですから、
「昔、ピアノを習っていた」とか、
「歌は初心者だけれど、楽器を演奏できる」という人も
いますし、楽譜は読めるに越したことはありません。
譜面が読める方たちは、初見でも楽譜をぱっと見て
「あぁここの音程はこうだからこんな感じ♪」
とか「ここは何音符だからリズムはこう♪」
とか大体の音程とリズムをすぐに想像できるようです。


譜面が読めない人には、なかなかそれは難しいですが、その分、
予習復習にしっかり時間をかければ、十分ついて行くことは可能です。
予習として次回歌う歌を動画サイト等で探しておいて
しっかり聞き込んでおいたり、パート毎の音もある場合は、
予め聞き込み、音とりを自分でやっておけば、安心して練習日を迎えられます。


そして、楽譜を見ながら、音やリズムを追う練習を繰り返していくうちに、
だんだん楽譜の見方も慣れてきてわかってきたり、練習中に
わからない時は、譜面の読める方に質問してみたりしているうちに、
勉強できることがたくさんあるので、あまり心配しすぎる必要はないでしょう。
楽譜は習うより慣れろ!的なところもありますしね。


もし合唱に挑戦してみたければ、音符が読めないことについては
あまり心配せずに、一歩踏み出してみては?

第九楽譜離れの早めの決意~できるだけ暗譜のすすめ~

みなさん連休中、第九歌っていますか練習何回目かでだいたい不安になるのが、本番暗譜か否か。去年も今年もどなたか先生に質問されていたのを記憶しています。


ドイツ語で覚えるのは大変だし、歌う場所結構たくさんあるし、楽譜がないと不安~絶対暗譜なんて無理~ヽ(TдT)ノ私も去年、ほんとにそう思っていました。去年のある時点まではね。


昨年のある第九練習日、どうしても高音が苦しくて出なかったので、先生にアドバイスをいただきに休み時間に行ったところ、あごを下げずにあごが上がった状態で声を出すようにとのアドバイス。先生「この顔の位置で歌ってみて」と。で、やってみたら、声は前より苦しまずにかなり出るんですが、先生の指示通りの顔の位置だと持っている楽譜が全然見えないんです。
指揮者 私の場合、楽譜を見ることでうつむきがちになり、無意識に喉をしめてしまっていたようですね。慣れている方は楽譜をうまくちら見しながら歌えるようですが、一度に二つ以上のことをいっぺんに出来ない不器用な私には、とてもそれは難しく。そして、暗譜を決心。
やり始めるまでは「暗譜は絶対無理~」とか思うのですが、意外と心を決めてしまうとそうでもないんですよ。ある程度歌詞と音が入ってきたなと思ったら、思い切って一度楽譜を捨てる!(ほんとに捨てちゃダメですよ。)楽譜を伏せる。楽譜なしで歌ってみて、歌詞が出てこない部分はふんふん~♪とかでも最初はいいんです。出来なかったところを歌詞を見返して、もう一回楽譜を伏せて歌ってみる。この繰り返し。だんだん歌えるところが増えてきて、最後には覚えるはず。絶対忘れない場所と絶対いつも忘れる場所って決まってくるので、いつも忘れる場所を重点的にやれば、結構覚えられるものです。(練習中は間違えていいんですから!)


暗譜がだいたいできてくると(自己満足でも)自信がついてきて、歌い方もだんだん堂々としてくるはずそこまできたら、ほんと歌うのが前よりもきっと楽になります。声も出やすくなりますしね。少なくとも私はそうでした。


第九楽譜それにマエストロ(指揮者)が来た時に、楽譜にかじりついていると、指揮者を全く見られないので、指揮者の指示も見逃してしまいます。楽譜ちら見術がうまく出来る方はいいのですが。去年、私はマエストロが来た初回練習で、マエストロの指示を見逃しまくってかなり反省しました。
家での自主練習中、暗譜目指して、時々楽譜を伏せて、歌ってみる勇気を少し持ってみるといいかも~。

第九の楽譜~夏祭ではベーレンライター版を使います~

夏祭クラシックス第九初心者練習、早いもので今日で3回目~。
回数を重ねるごとに皆さん、練習に気合いが入ってきています(=゚ω゚)人(゚ω゚=)


楽譜

さて夏祭クラシックスの第九では「ベーレンライター版」の楽譜を使うことになっています。赤茶(?小豆色?)のこの表紙→
これがベーレンライター版です。私も去年初めて第九に参加した時は「ベーレンライター!?なんじゃい、そりゃあ?」と思っていたのですが。(そんな音楽ど素人です。)どうやらベートーベンの第九は、いくつか楽譜がある模様。調べてみたら、主な楽譜ではもう一つブライトコプフ版という楽譜があるようです。なんでこんないくつも楽譜があるの?ってことなんですが、色々作曲家ベートーベンの作った作曲意図を汲んで校訂する過程で色々な版の楽譜ができたらしい。今の第九楽譜に至るまで様々な事情があるのですね。


というわけで、版が違う楽譜は微妙に違うということで夏祭クラシックスでは、ベーレンライター版で統一使用と決まっています。それと本番楽譜を持った時の見映え的にもこの小豆色の表紙で揃えたほうがいいという意味でも同じ楽譜で統一しましょうということでして。


わたし、昨年は全くの初心者で初回の練習時に経験者さんが歌っていたのですが全く楽譜を追えずにいて、正直これからやっていけるのかと泣きそうでした(´;ω;`)色々自分の楽譜に歌いやすいよう、こんな手を加えて練習するうちに、だんだんと練習に追いつけるようになりました。
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1.自分が歌うページにシールでインデックスをつける。先生が練習時に突然「どこそこから始めます」と言った時にすぐ開けるようにしておくと便利です。
2.訳詞、発音を各ページに貼り付ける。
3.先生の注意事項をくまなく(自分のわかりやすいように)書き込む。(私の楽譜は、解読不可能なほど書き込みだらけでかなり汚いです・・・。)
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他にも人によっては、自筆で発音を書き込んだり、蛍光ペンで自分の歌う部分に線を引いたり、自分でわかりやすいように工夫している人もいます。


本番が終わった頃には、新品ではみなさん同じ楽譜を買ったはずが、それぞれ個々人の練習の跡が残った楽譜になっているはずです。自分が歌いやすいように色々独自の方法で工夫してみてくださいね~。さぁ、今日も18時からの初心者練習がんばりましょう。

クリスマスコンサート演奏曲順が決定!楽譜をのりづけ製本中。

★クリスマスコンサートの 演奏曲順が正式に決定しました★


11月にも入ったし、いよいよ本番が近づいてきた感じがしますね。
クリスマスコンサート前、合唱練習前に団員さんに確認しなければ
ならないことも増えてきて、今日の練習は忙しそうです。 (団員さんには、演奏曲順は今日発表でーす。)


と、演奏会の曲順が決まったらやることがあります。
♪楽譜のとじつけ作業!!


普段、ばらばらの状態ですからね。
一枚一枚背中合わせにのりで貼りあわせて綴じていきます。
歌の順番と楽譜の向きを間違わないように気をつけなければです。
歌い始めて「ありゃりゃっ~Σ(=゚ω゚=;)」ということになったら大変ですから、
本番は少しでもあわてることがない状態にしておかないと。


$☆横浜ベイコール☆-楽譜 とじ

なかなか地味な作業ですが、
結構な量の楽譜がありますので、
思ったよりも時間がかかります。


丁寧に貼りあわせていかないと、
貼り方が雑だと使いにくいですからね。
なんとなく、小学生の時にこういう作業を
たくさんした覚えがあります。今、普段の生活の中で、
のりをこんなに使ってぺたぺた貼る作業ってあまりないですから。
ちょっとなつかしくて楽しいですヾ(=^▽^=)ノ


最後に表紙をつけて完成です♪
表紙は、今日はまだつけないけれど、クリスマスカラーになる予定です
完成したら改めて公開します。


ばらばらの楽譜がひとつの冊子の形に近づいてくると、
だいぶモチベーションもあがってきますね('▽'*)ニパッ
これをもって堂々と12月14日、舞台に立てるように、
今日の練習も楽しくがんばってきまーす。

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夏祭クラシックスは、クラシックイノベートが立ち上げた夏のクラシック音楽の祭典です!2017年にフォーレ、2018年はモーツァルト、2019年はヴェルディと3年かけて公募合唱公募オケによる3大レクイエムの公演を成功させました。2020年はミューザ川崎にて「カルミナ・ブラーナ」と「ベートーヴェン交響曲第7番」を演奏します!

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