前回書いた通り、演奏会をする場所は色んなところがありますが、
演奏会場所だけではなく、コンサートの形態も色々なものがあります。


年末にかけて増えるベートーベン第九演奏会。
まぁ普通にぱっと思いつくのは、コンサート会場の
大ホールでオーケストラの後ろで合唱団が歌っている形ですよね。


あちこちでやっている演奏会は、それだけではないんです。 


例えばフラッシュモブ。
フラッシュモブ。そうこの間スペシャルが放送された
「デート~恋とはどういうものかしら~」のプロポーズシーンでも
使われたサプライズイベントのフラッシュモブ♪ (スペシャルでの杏ちゃん扮する依子ちゃんバージョンはなんかフラッシュモブとは違う独特のものになっていましたが。笑)


フラッシュモブが流行り出したのは、割と最近ですよね。
第九バージョンもあって、新宿の街中や、
ショッピングセンターの一角で突然、演奏が始まって
そこらにいる買い物客が突然演奏に合わせて合唱しはじめるって
いうのもあります。 
(動画でフラッシュモブ 第九とかで検索すると沢山出てきます。)


日本人はどうも正直すぎるのか、外国のフラッシュモブよりも
どうしてもぎこちなさが出てしまう感があるのですが、最近は
割とナチュラルにパフォーマンスできる方も増えている様子。
皆さん、色々年々研究するのでしょうね。
 
他の演奏会では、ホール客席にいる人も合唱団員で、とにかく
大勢でみんなで第九を歌って盛り上がろうという会もあったりします。
有名なところでは「サントリー一万人の第九」なんて
大プロジェクトもあり、一万人ものたくさんの人が合唱参加できるのに、
なんと参加には、毎年抽選があるほどの人気ぶり♪
第九を歌いたい人は日本全国に一体何人いるのでしょうかね。


2年くらい前にベイコール合唱団の仲間と参加した
ラフォルネジュルネ・オ・ジャポンの前夜祭イベントは、
上の2つをあわせたようなイベントで、インターネットで
「楽器も合唱も第九を演奏したい人誰でも集まれ~」
と日時場所を告知されて、有楽町の国際フォーラムの野外広場に
楽器もソプラノもアルトもテノールもバスもごちゃまぜにみんなで集合。


指揮者の合図で演奏し、ひとしきり盛り上がったらおわり~というもの。
面白かったですよ。


調べてみると、他にも色々な形の面白い第九演奏会が
色々な場所で開かれているのかも。だから第九を
歌い始めた人は、一回で終わって満足するのではなく、
あちこちで挑戦してみたくなるのかもしれません。