夏祭クラシックス

真夏のクラシックイベント、夏祭クラシックスのブログです。 夏祭クラシックス2020は2020/7/18ミューザ川崎シンフォニーホールにてカルミナ・ブラーナとベートーヴェン交響曲第7番を演奏します。

夏祭クラシックス2020は
「カルミナ・ブラーナ」&「ベートーヴェン交響曲第7番」+ ネッスンドルマ!

日時:2020年7月18日 14:00開演予定
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

フラッシュモブ

ベートーベン第九のコンサートの色々な形

前回書いた通り、演奏会をする場所は色んなところがありますが、
演奏会場所だけではなく、コンサートの形態も色々なものがあります。


年末にかけて増えるベートーベン第九演奏会。
まぁ普通にぱっと思いつくのは、コンサート会場の
大ホールでオーケストラの後ろで合唱団が歌っている形ですよね。


あちこちでやっている演奏会は、それだけではないんです。 


例えばフラッシュモブ。
フラッシュモブ。そうこの間スペシャルが放送された
「デート~恋とはどういうものかしら~」のプロポーズシーンでも
使われたサプライズイベントのフラッシュモブ♪ (スペシャルでの杏ちゃん扮する依子ちゃんバージョンはなんかフラッシュモブとは違う独特のものになっていましたが。笑)


フラッシュモブが流行り出したのは、割と最近ですよね。
第九バージョンもあって、新宿の街中や、
ショッピングセンターの一角で突然、演奏が始まって
そこらにいる買い物客が突然演奏に合わせて合唱しはじめるって
いうのもあります。 
(動画でフラッシュモブ 第九とかで検索すると沢山出てきます。)


日本人はどうも正直すぎるのか、外国のフラッシュモブよりも
どうしてもぎこちなさが出てしまう感があるのですが、最近は
割とナチュラルにパフォーマンスできる方も増えている様子。
皆さん、色々年々研究するのでしょうね。
 
他の演奏会では、ホール客席にいる人も合唱団員で、とにかく
大勢でみんなで第九を歌って盛り上がろうという会もあったりします。
有名なところでは「サントリー一万人の第九」なんて
大プロジェクトもあり、一万人ものたくさんの人が合唱参加できるのに、
なんと参加には、毎年抽選があるほどの人気ぶり♪
第九を歌いたい人は日本全国に一体何人いるのでしょうかね。


2年くらい前にベイコール合唱団の仲間と参加した
ラフォルネジュルネ・オ・ジャポンの前夜祭イベントは、
上の2つをあわせたようなイベントで、インターネットで
「楽器も合唱も第九を演奏したい人誰でも集まれ~」
と日時場所を告知されて、有楽町の国際フォーラムの野外広場に
楽器もソプラノもアルトもテノールもバスもごちゃまぜにみんなで集合。


指揮者の合図で演奏し、ひとしきり盛り上がったらおわり~というもの。
面白かったですよ。


調べてみると、他にも色々な形の面白い第九演奏会が
色々な場所で開かれているのかも。だから第九を
歌い始めた人は、一回で終わって満足するのではなく、
あちこちで挑戦してみたくなるのかもしれません。

ちょっくら第九を歌ってきました~ラ・フォルネ・ジュルネ・オ・ジャポン前夜祭~

です。今夜は、ちょっくら第九を歌ってきました。って、ほんとこんな気楽に楽しく盛り上がって第九を歌ったのははじめての経験で不思議な感じ~
明日から東京国際フォーラムではじまるラ・フォルネ・ジュルネ・オ・ジャポンの10回記念前夜祭スペシャルイベントとして、とりあえず集まった人で第九を歌おうという一夜限りの面白いイベントに参加してきました。


演奏者も合唱する人も今夜19時に国際フォーラムのセントラルパークへ集まった人。ソプラノもアルトもテノールもバスもオケの垣根もなく、合奏者も合唱者もとにかく空いてるスペースに陣取って、その場で指揮者の指示で演奏がはじまるという、面白いイベントでした。


どのくらいの人数が集まるのかなと思いきや、この人人人。こんなにたくさん、第九を演奏したい人って関東にいるものなんですねぇ

混雑状況

歌う部分はMと最後の部分(Seium schlungen~最後)の二箇所。テンポをあわせる練習一回っきりで、さぁ本番。ダイジェストで短縮されているバージョンなので、もし歌い出しがわかりにくい場合は「白旗が上がったら歌いだしです」とのこと1回きりの練習でどうなることかと思いきや、こりゃマンパワーですね。すごい迫力と盛り上がりで、あっという間に気分よく終わってしまいました。


練習含め、20分くらいで終わってしまったので「あれ?」って感じ。でも予定は19時半までのイベントなので、遅れてきた方のために再度歌いましょうということになり、予定外(もしや予定内?)のアンコール


楽器

パートも楽器も関係なくばらばらに集まって歌っているので、自分の横からファゴットやトランペットの音が聴こえてくるし、他パートの音も聴こえてくるし、いつもと全然違った感じでとっても面白かったです。いきなり集まった人たちでこんな演奏が作れる第九のすごさを改めて感じました。
それにこんなにゆる~く第九を歌うことって今までなかったから、その楽しさもいいなと私は特に舞台だとがちがちになる方なので、ちょっとこんなゆるさも楽しんで歌えるくらいの方がちょうどいいのかもしれませんね。短時間でしたが、楽しく歌えて満足満足


8月の夏祭クラシックスの本番も堅くなりすぎずに、今日の楽しい感覚を忘れずに歌いたいなとちょっといい経験をしたGWの一日でした。

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夏祭クラシックス

夏祭クラシックスは、クラシックイノベートが立ち上げた夏のクラシック音楽の祭典です!2017年にフォーレ、2018年はモーツァルト、2019年はヴェルディと3年かけて公募合唱公募オケによる3大レクイエムの公演を成功させました。2020年はミューザ川崎にて「カルミナ・ブラーナ」と「ベートーヴェン交響曲第7番」を演奏します!

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