夏祭クラシックス

真夏のクラシックイベント、夏祭クラシックスのブログです。 夏祭クラシックス2020は2020/7/18ミューザ川崎シンフォニーホールにてカルミナ・ブラーナとベートーヴェン交響曲第7番を演奏します。

夏祭クラシックス2020は
「カルミナ・ブラーナ」&「ベートーヴェン交響曲第7番」+ ネッスンドルマ!

日時:2020年7月18日 14:00開演予定
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

オペラガラコンサート

第一部オペラ・ガラコンサート~オペラガラシーンと歌手紹介~

8/3川崎市教育文化会館でのコンサートまであと5日
となりました。今回の夏祭クラシックス2014の
一つの見どころでもあるオペラ・ガラ・コンサート。
今回は数々の名曲の特徴と出演歌手をご紹介します。


最初に「こうもり」序曲をオーケストラのみで演奏した後、
椿姫の乾杯の歌をソリストとベイコールで歌います。


ソリストは新堂 由暁さんと岩城 あさみさん。
第一幕、ヴィオレッタの住む屋敷。今夜も賑やかなパーティーが開かれており、女主人は来客をもてなしている。そこへアルフレードがガストーネ子爵の紹介でやってきてヴィオレッタに紹介される。歌を1曲歌うよう勧められた彼はいったん辞退するが皆の再度の勧めでグラスを片手に準備をする。一同の沈黙と緊張のなかアルフレードは情熱を込めて歌い、ヴィオレッタが加わってデュエットになります。


3曲目からは各ソリストのソロ曲となるわけですが、トップバッターを
6bf1dafb務めるのはモーツァルト「フィガロの結婚」より“もう飛ぶまいぞこの蝶々”を歌う栗原 峻希(たかき)さん。現在、東京藝術大学4年次に在籍し、昨年の藝祭オペラ、モーツァルト「フィガロの結婚」でアルマヴィーヴァ伯爵を務めたそのままに歌い上げます。
伯爵の小姓であるケルビーノは、あらゆる女性に興味と憧れを抱く思春期の美しい少年。召し使いの部屋でスザンナに愛の歌をささげている時に伯爵がやってくる。今回のこのアリアは、伯爵の怒りに触れて軍隊行きを命じられたケルビーノをフィガロが、からかい励ます歌であります。


岩城あさみさん

続いてはモーツァルト「魔笛」から
「夜の女王のアリア」と呼ばれ有名な“復讐の炎は地獄のように我が心に燃え”を歌う岩城あさみさん。「魔笛」の数々のアリアの中でも最も有名なアリアであり、また、高音に長けた一握りのソプラノしか歌えない曲でもあります。オペラのシーンとしては、夜の女王が娘のパミーナにザラストロを殺すように迫る第2幕の場面で歌われる『魔笛』でもっとも有名なアリアであります。


新堂 由暁さん

MCを挟んだのちに演奏されるのが新堂 由暁さん。ヴェルディ「椿姫」で青年アルフレードが愛するヴィオレッタと夢の同棲生活の幸せを歌う“燃える心を”
原語の「La Traviata(ラ・トラヴィアータ)」とは「道を踏み外した女」という意で、直接的には娼婦のことを指すが、日本では主人公ヴィオレッタが椿の花を愛したこと、そしてヴェルディが台本としたアレクサンドル・デュマ・フィスの長編小説「La Dame aux camelias(椿の婦人)」に習って、一般的に「椿姫」と呼ばれている。第二幕冒頭、娼婦の生活から一変、愛するヴィオレッタと夢の同棲生活を始め「あれから3ヶ月、静かな田舎でヴィオレッタは生まれ変わった」と喜びを表す。迸る青春のような清々しい声を持つ、新堂さんが歌い上げます。


アンカーを務めるのが相原れいなさんで、プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”
相原れいなさん主人公の中年男ジャンニ・スキッキが、大富豪ブオーゾの遺産を巡る親戚間の騒動と、若い男女の恋を見事に解決するさまをコミカルに描いた喜劇。


この“私のお父さん”は、家中探し回って見つけた遺言書の内容が、巷の噂通りに「修道院に全額寄付をする」というブオーゾの遺言通りになり、持参金の見込みのないリヌッチョがラウレッタと結婚することも不可能になる。そこへスキッキ登場。リヌッチョは「何か知恵を貸して欲しい」と頼む。他の親戚が貧しい田舎者のスキッキを馬鹿にするのでスキッキはへそを曲げて協力を断る。このアリアは可愛い娘が「私の愛しいお父様」のように歌っている印象が日本では強いが、実際は協力を断った父スキッキに対し、娘のラウレッタが「お父さん、もしリヌッチョと結婚できないなら、私、ポンテヴェッキオからアルノ川に身投げしてしまうから」と脅すシーンとして歌われているのが本当のシーンであります。


続いてオペレッタ「メリーウィドウ」より“唇は黙さずとも”。ダニロ役を栗原さん、ハンナ役を相原さんが演じます。


舞台は1900年頃の架空の国、ポンテヴェドロ公国のパリ公使館。莫大な遺産を相続した若き未亡人ハンナが外国人と結婚すると、資産流出し我が国が破産してしまう!という事で夜会は持ちきりに。誰かがハンナと結婚しなければ!とツェータ男爵は元・恋人ダニロに勧めるが、過去に身分の違いで破談になったダニロは意地になる。そしてワルツのパートナーがハンナになったダニロは、パートナーの権利を売りに出す。男たちがあきれた後、二人はダンスを踊る。
その後はお互い意地の張り合いで、ハンナはダニロを気持ちを試し、カミーユと結婚すると言ったり、ダニロは財産目当てで結婚したいと思われたくないプライドが邪魔をする。翌日、ハンナはカミーユと結婚しないことが事実であること、遺産は誰かと結婚したらハンナのものでなくなることをダニロに話す。2人はワルツを踊りながら愛を確かめ合うというシーンです。


最後に「こうもり」よりシャンパンの歌
こうもり劇中では2幕フィナーレの中で出てくるシーン。オルロフスキー公爵邸での舞踏会内での乾杯のシーン。4人のソリストたちと合唱で華やかに歌い上げます。



尚、今回のソリストさんは4名とも東京藝大卒業、在籍中の方で、それだけでも期待値が膨らみます!!(第二部:ベートーヴェン第九のソリスト紹介は→コチラ

夏祭クラシックス2014
ベートーヴェン「第九」&ガラコンサートは
8月3日(日)川崎市教育文化会館にて
14時開演です。


出演者一同、皆様のご来場を
心よりお待ちしております。

オペラガラコンサートのオケ合わせ~コンサート本番まであと10日です~

夏祭クラシックスベートーヴェン「第九」&ガラ・コンサートまであと10日となりました。少々焦っているところです。
先日土曜日は、第一部 オペラ・ガラコンサートのオーケストラとの合同練習、オケ合わせでした。


私は第一部の方は練習に出られていないので残念ながら参加しないのですが、オケ合わせだけどんな様子か偵察に( ̄ー ̄)ニヤリッ行って来ましたよ。


ガラ・オケ合わせ

第一部オペラ・ガラコンサートの合唱参加は、横浜ベイコール合唱団&先日募集した第九に参加する方たちの中からの有志(・`ω´・)有志の中の有志ですからね、気合いが半端ありませんヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ


合唱参加する曲は、椿姫乾杯の歌、メリーウィドーワルツ、こうもりシャンパンの歌、の3曲。私は椿姫乾杯の歌の稽古には最初出ていたのですが、イタリア語が追いつかずにかなり苦戦。でも第九の有志の方は合唱キャリアも長い方が多く、結構すぐにマスターされたそうです。すごいっ.。゚+.(・∀・)゚+.゚


ソリスト合唱参加の曲までは、知っていたのですが、実は全部のプログラムを知らなかった(事にこの時気がついた)私。実は、この第一部オペラガラコンサート他にも何曲もソリストが歌う名曲があって、結構贅沢なプログラムになっていたのですね。オペラ・ガラコンサートだけで8曲。皆さん一度は聴いた事がある名曲だと思います。オーケストラ&ソリストさんの美声に聴き惚れて、オケ合わせ偵察のはずの私もすっかりお客さん気分になってしまいました。(↑写真は素敵な美声のソリストさん達です。)


合唱の方も自分が歌う番ではないとなると気楽なもの~。すっかりお客さん気分 (´▽`)♪指揮者の小森先生との返しのやり取りで、短時間でもずいぶん歌の聴こえ方も素敵に変わっていきました。自分のことだとあまりわからないことも、客観的に歌を聴いてみると「あぁ、なるほど。」と思うことも多くて、勉強になりましたね。(第九に続き、「言葉をはっきり」ということを先生は言われていましたが、聴いてるだけの側になってみると確かに相当はっきり言葉を話さないと歌では言葉が流れてしまうのだなというのは感じました。)


あと一回、オペラ・ガラコンサートの練習はあるので、みなさん、がんばってくださーい.。゚+.(・∀・)゚+.゚楽しみにしていまーす。(←すっかりお客さん)


会議

終わってからは、出演者さんは何やら廊下で秘密の会議?素敵な演出があるようで、並び順とかの打ち合わせをしていたようです。演出も楽しみですね。


さて、コンサートまで残り10日。今日からカウントダウン
8月3日(日)ご都合よろしければ、是非ぜひ川崎市教育文化会館へ遊びにいらしてくださいね。
そして私達の乾杯に是非ご参加を


出演者一同、ご来場を心よりお待ちしておりますヾ(´ω`=´ω`)ノ

横浜ベイコール合唱団はオペラガラコンサートの稽古中です!

こんにちは、団長(ソプラノ)です。


先日5月31日(土)は大倉山記念館で『夏祭クラシックス2014「第九」&ガラコンサート』のガラコンサートの稽古を行いました。ちなみに「ガラ」とはお祝いという意味だそうですよ。


ガラコンサートの稽古はこれまで横浜ベイコール合唱団のメンバーだけで行っていましたが、今回からは、夏祭クラシックス2014合唱団から有志のコーラスメンバーも加わりました。


練習はまず椿姫の乾杯の歌をイタリア語で練習し、こうもりの乾杯の歌(シャンパンの歌)を日本語で歌いました。ピアニストはいつもの前田先生に代わって、新堂由暁先生をお迎えしての稽古になりました(*^_^*)


ガラコンサート練習

まず最初に乾杯の歌をパートごとにリズム読みから、しっかりと練習しました。
イタリア語を早く読まなくてはならないので、私は最初舌が回らず苦労しました。
実際この日が練習初日の有志コーラスの皆さんの様子は? と言うと・・・。結構速い段階で音取りも歌詞も入ってらっしゃいましたね。素晴らしい!有志の方々はコーラス経験が長い方が多く、その飲み込みの早さはとても逞しく見えました。あと、普段の稽古より人数が多いので歌っていてさらに楽しくなりました!!ガラコンサートも第九同様暗譜なので、体にリズムと歌詞をしみこませなければ!合唱指導の岡田先生が「家ではお経を唱えるように!」とおっしゃいますがまさにその通りかもしれません。


私のとなりで歌っていたMちゃんは暗譜が結構できていて、私も見習わなければなと思いました。私は繰り返しのところがまだ怪しいです。頑張ります。


次にこうもりの乾杯の歌(シャンパンの歌)。こちらもパートごとにリズム読みから。日本語で、コーラスは歌う個所が少ないので、こちらは早くコツを掴んでましたね。歌う個所が少ない分丁寧に歌いたいと思います。


この2つの歌は背景が舞踏会。演奏中にグラスを持とうか~など演出について話したり、歌っている時にバックを空想するのも私の楽しみの一つです。


実際の本番では、この2曲に「メリー・ウィドウワルツ」のコーラスを歌います。この曲は歌うと優雅な気分になり、聞いていても心地よいので私の大好きな曲です。


次回のガラコンサートの稽古は6月14日(土)18;00~同じく大倉山記念館です。参加されているみなさん、また次回も楽しく歌いましょうね。


団長
最新記事
記事検索
夏祭クラシックス

夏祭クラシックスは、クラシックイノベートが立ち上げた夏のクラシック音楽の祭典です!2017年にフォーレ、2018年はモーツァルト、2019年はヴェルディと3年かけて公募合唱公募オケによる3大レクイエムの公演を成功させました。2020年はミューザ川崎にて「カルミナ・ブラーナ」と「ベートーヴェン交響曲第7番」を演奏します!

RSS