ずいぶん久しぶりにブログを書いているような気がする。後半戦は本業が忙しく全然執筆する暇がなかったのだ。
え?夏休みだっただろって!?
さて、夏祭クラシックス2016は盛況のうちに幕を下ろしたわけだが、2014年、2015年に続き本番の顛末でもまとめておこうと思う。 忘備録として結構役に立ったりするのである。
本番当日は朝から雨。
予報は前もって見ていたのでやっぱり降ったか…という感じであった。
チケットの売れ行きもいまいちであるし、雨だとガラガラかもなぁ、などと考えつつ車で会場に向かう。
8:45、会場に到着。入館手続きをし、楽屋口が開きホールへと入場する。
さっそく舞台設営に取り掛かるのだが、案の定舞台のおじさんは不機嫌気味である…。
しかしそこはおじさんキラーの志田尾先生。あっという間にボスを味方につけるあたりさすがである(笑)
今年も彼女に舞台監督をお願いしてよかった。
そこまで見届け舞台を後にし、ホール入口に回り、団員受付とフロント周りの準備へととりかかる。
今年もヨコハマベイフィルハーモニーの皆さまに本番スタッフをお願いし、余裕ぶっこいていたら、いろいろと忘れ物をしてしまい反省…。イレギュラーな事態にも即応してくれるのは大変心強い。いつもありがとう。
そうこうしている間に合唱団員が集まり始め、発声のあとロビーへ並び、本番入場と同じようにリハへと向かう。のだが…。
後列中央から順に出したはずなのに、途中で上手と下手が逆になっているではないか!OMG!
去年はそんなことなかったのだが団員が自主的にクロスしてくれていたのだろうか…。謎である。
リハは15分程押して無事終了(グリー出演者はもっと押していたが…。)、束の間の休憩となる。
休憩の間にさっと着替えを済ませ、会場の外を恐る恐る見に行く。
なんと晴れている!晴天!
団員さんにもお客様にも晴れ男、晴れ女が多数いらしたようで奇跡を見た(笑)
しかもお客様が大勢並んでいるのだ…。一瞬目を疑ったが団員みんなの努力の結晶だと思うとすでに涙しそうだった。
↑開場30分前くらい
開場し、最初のお客様の入場を見届け、本番へと向かう。
ステージから客席を見たときは思わず叫びそうになった。1階席ほぼ満員なのである。
サプイライズ仕込み用の団員が100名ほど居るにしても圧巻であった。
第一部の出来は、付け焼刃の演出を除けば合格点だったのではなかろうか。
ミューザ川崎シンフォニーホールでのプレ本番(合唱祭)とは違い、みんな勢いがあった。
練習よりも格段によかった。結果はお客様のあたたかい拍手が物語っていたように思う。
そうそう、サプライズといえば客席に仕込んだ団員とオケも加わってのU BOJ。これは最高だった。
なにが起こったのか理解できず「え!?」という表情のお客様をみてニンマリ。大成功。
練習不足や伝達不足で団員さんにはとても大変な思いをさせてしまったが、皆さんの行動力に感謝。
小一時間の休憩後第二部へと向かう。
上下逆転事件の対策は完璧だし、なんの問題もない。あとは普段通り歌うだけだ。
第二部本番ではオケが格段にいい音を出していたし、合唱も一体感があってよかったように思う。
客席では感動して涙したお客様もいらしたようで、演奏後のブラボーの数と拍手の大きさはこの3年間で一番だった。
アンコールは毎年恒例の大地讃頌をみんなで歌おうコーナー。
大地讃頌のオーケストラは本当にカッコイイ。思えば3年前、これをやるために苦労してオーケストラ譜を入手したんだったな…など、この3年間のことを回想しながら歌っていた。
毎年、本番前にはヘトヘトで辛いことしかないわけだが、この瞬間だけは至福の時となる。
これでようやく夏が終わった。嬉しさと寂しさが共存する不思議な瞬間なのである。
今日は《真夏の第九》行ってきた♪
— ゆうこりん♪@オペラ中毒☆ (@classical_doll_) 2016年8月20日
すっごく良かったの!!
オケの演奏が幻想的で、第九の第一楽章の冒頭からもう既に涙しそうで、第三楽章の冒頭から、すごくすごくキレイな幻想的な色彩。
もう一気に涙溢れて…前のほうの席で、鼻水ダラダラ、ひーひー言いながら泣いた。恥ずかしかった。
《真夏の第九》
— ゆうこりん♪@オペラ中毒☆ (@classical_doll_) 2016年8月20日
なんと言っても、美しすぎる合唱は本当に本当に良かった♪
まるで大聖堂の中にでもいるかのような……
キラッキラの色彩の演奏と、天上から降り注ぐかのような美しすぎる合唱。
そして、大好きな大山さんの歌声。
Twitterではこのように過分なご感想までいただいて、光栄の極みでございます。
毎度の事ながら度々の計画変更で団員の皆さまにはご迷惑をおかけしました。
募集見込みも集客見込みも大幅に下方修正となったなか最後の最後まで粘り強く集客にご協力いただいた団員の皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。
おかげさまで、蓋を開けてみれば過去最高のお客様を迎えることができました。
次年度は今年の反省を生かしつつ、さらに飛躍できるよう事務局一同邁進して参りたいと思います。
最後になりましたが、夏祭クラシックス2016にお越しいただいたお客様、出演者の皆さま、関係者の皆さま本当にありがとうございました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
(Allemenschen)
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