夏祭クラシックス実行委員長(音楽監督)の岡田です。
昨日は新堂先生が不在、他の指導者も不在の中で無投票当選の形で岡田・井出(ピアニスト)練習が確定しました。
既に紹介されてるかもしれませんが、私はイタリア、井出先生はウィーンで勉強してたので、良いものは良いをシンプルに追求する指導者同士という事で言葉交わさなくても空気を読んでくれる有難い関係です。
今日は今年のテーマ「一人一役(一躍)」を実践していただく回となりました。
まず体操は最年少参加者のOさんに、発声のお手本役にもアルトのOさんにやってもらい、1日で一気に二人の活躍をGet!
最初はAve verum corpusの音取り。。。
の前に発音の仕方を指導してたら質問の嵐。新堂さんの時にもこのくらい元気に質問願いたい(笑)
ま、いつも通り私は1mmの予習なく行ったので、「先生virgineのgは[j]か[z]?と質問が。
両方違うので正解思い出したいが、イタリア語やスペイン語、ラテン語は文字を見た段階で身体にどう発音するか染み付いてるので、何分、急には出てこない。ちなみに正解は[dz]。言い訳ではないが、プロ活動24年になると、新しい言語でも取り組まない限りは発音記号なんて読まないし、改めて事の重要性をベテラン団員さんから教わる結果になりました^_^
音取り合わせをチャチャっと済ませた後、いよいよ本題、モツレクの最難所「kyrie」。(ちなみに当会のモツレク経験者は2割程度らしいので…)
kyrieはkyrieで始まるメロディアスな表現とcristeで始まるメリスマの対比をしっかり聴かせるということや、特にメリスマは初めての人ほど棒よりせかせか歌う傾向が出やすいので、他所のパートをよく聴いて演奏しないと事故になりやすい曲なんです。
で、今日は約200人を合唱経験ほぼ初心者のソプラノKさんをキャプテンにしたチームKと、かたや合唱経験豊富なテノールMさんをキャプテンとしたチームMで、どちらが15分の指導と15分のミーティングで上手に歌えるようになるかを審査演奏会形式で実施。
審査は私たち指導者の審査はショックも大きいので、たまたま来てた本番の合唱アテンダントの池田さんかがやる事に。
この試みは先に指導受けるチームは指導受けた後にミーティングするので少し優位かと思われますが、後攻のチームの方がこれまでに言われたことを先にミーティングして練習に臨めるので、いいミーティングを先導できたら優位になりやすいという利点もあるんですね。
※チームK練習模様
そして本番。
両チームとも見られているので、純粋にいい演奏しようと、いつもより日頃指導してる事を意識したり、全体のサウンドを各々意識してやってたので、非常にいい時間だったなと思います。
※チームM本番模様
チームKはほぼ初心者のキャプテンを全員で支え合い、チームMはキャプテンの統率力に皆がまとまるという相反するチーム目標を全員で果たしてくれ、私自身、ワクワクしました。
帰りに団員さんから
・今日の練習は楽しかったし、合唱で聴きあうという大切さがわかりました。
・合唱においてコミュニケーションというものの大切さが分かりました。
というのもあれば、
・客観的に他チームを聴くと、私たちはまだまだヤバイな…。
とより良い音楽をしなきゃと意識した方もいらっしゃいました。
また各チームの感想は後日、各チームの参加者から内容いただき、アップします^_^
最後に「今日はチーム同士の戦いでしたが、本番は一つになって聴きに来るお客様との戦いです。お客様に『今日はいい演奏だった』と言われたら皆さんの勝利です」と締めましたが、今回の経験が次回からの新堂先生稽古の一助になればいいなと願う監督であります。
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昨日は新堂先生が不在、他の指導者も不在の中で無投票当選の形で岡田・井出(ピアニスト)練習が確定しました。
既に紹介されてるかもしれませんが、私はイタリア、井出先生はウィーンで勉強してたので、良いものは良いをシンプルに追求する指導者同士という事で言葉交わさなくても空気を読んでくれる有難い関係です。
今日は今年のテーマ「一人一役(一躍)」を実践していただく回となりました。
まず体操は最年少参加者のOさんに、発声のお手本役にもアルトのOさんにやってもらい、1日で一気に二人の活躍をGet!
最初はAve verum corpusの音取り。。。
の前に発音の仕方を指導してたら質問の嵐。新堂さんの時にもこのくらい元気に質問願いたい(笑)
ま、いつも通り私は1mmの予習なく行ったので、「先生virgineのgは[j]か[z]?と質問が。
両方違うので正解思い出したいが、イタリア語やスペイン語、ラテン語は文字を見た段階で身体にどう発音するか染み付いてるので、何分、急には出てこない。ちなみに正解は[dz]。言い訳ではないが、プロ活動24年になると、新しい言語でも取り組まない限りは発音記号なんて読まないし、改めて事の重要性をベテラン団員さんから教わる結果になりました^_^
音取り合わせをチャチャっと済ませた後、いよいよ本題、モツレクの最難所「kyrie」。(ちなみに当会のモツレク経験者は2割程度らしいので…)
kyrieはkyrieで始まるメロディアスな表現とcristeで始まるメリスマの対比をしっかり聴かせるということや、特にメリスマは初めての人ほど棒よりせかせか歌う傾向が出やすいので、他所のパートをよく聴いて演奏しないと事故になりやすい曲なんです。
で、今日は約200人を合唱経験ほぼ初心者のソプラノKさんをキャプテンにしたチームKと、かたや合唱経験豊富なテノールMさんをキャプテンとしたチームMで、どちらが15分の指導と15分のミーティングで上手に歌えるようになるかを審査演奏会形式で実施。
審査は私たち指導者の審査はショックも大きいので、たまたま来てた本番の合唱アテンダントの池田さんかがやる事に。
この試みは先に指導受けるチームは指導受けた後にミーティングするので少し優位かと思われますが、後攻のチームの方がこれまでに言われたことを先にミーティングして練習に臨めるので、いいミーティングを先導できたら優位になりやすいという利点もあるんですね。
※チームK練習模様
そして本番。
両チームとも見られているので、純粋にいい演奏しようと、いつもより日頃指導してる事を意識したり、全体のサウンドを各々意識してやってたので、非常にいい時間だったなと思います。
※チームM本番模様
チームKはほぼ初心者のキャプテンを全員で支え合い、チームMはキャプテンの統率力に皆がまとまるという相反するチーム目標を全員で果たしてくれ、私自身、ワクワクしました。
帰りに団員さんから
・今日の練習は楽しかったし、合唱で聴きあうという大切さがわかりました。
・合唱においてコミュニケーションというものの大切さが分かりました。
というのもあれば、
・客観的に他チームを聴くと、私たちはまだまだヤバイな…。
とより良い音楽をしなきゃと意識した方もいらっしゃいました。
また各チームの感想は後日、各チームの参加者から内容いただき、アップします^_^
最後に「今日はチーム同士の戦いでしたが、本番は一つになって聴きに来るお客様との戦いです。お客様に『今日はいい演奏だった』と言われたら皆さんの勝利です」と締めましたが、今回の経験が次回からの新堂先生稽古の一助になればいいなと願う監督であります。
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