毎回打ち上げにご登場いただいている、(えせ)ベートーベン先生ですが、
お名前”Beethoven”は日本語の音で表現するならば、
ベートーベンですが、正式な発音はベートーベンではないですね。


ベートーヴェン


あえてカタカナで書くなら「ベートーヴェン」!
この「ヴェ」という音は本来日本語にはない音です。


Beethovenの発音記号は下記のようになるそう。
英語 [beit(h)ouvэn]
ドイツ語 [be:t(h)o:fэn]
オランダ語 [be:tho:vэ(n) / beithouvэ(n)]
国と言葉によって、ベートーヴン、またはベートーフンって感じですかね。


この"v"(または”f”)の発音が日本人は苦手。
ひと昔前の(笑)英語の授業では、Vの発音は


「下唇を噛むように」
と習った人も多いと思いますが、実際、この空気が乾燥した季節に本気で噛むと・・・
流血します・・・・(((( ;゚д゚)))いやいや、前と後の発音が間に合わなくなります。

実際は、上の前歯を下唇に軽~く触れるくらいにあてて、
その間から「フッ」と息を出すのが”f”の音、
その状態で音を出すと「ヴ」という"v"の音です。
「ヴ」の時にちょっと歯と下唇が振動してかゆくなるような感覚があったら正解です。


この”f”とか"v"の音、第九の歌詞の中にも重要な場面で結構たくさん出て来るんですよ。
”Froude”とか”Welt”とかね。(ドイツ語ではWが英語の”V”の音)
ただでさえ、口の回らないところをいちいち下唇を噛んでいたら、
とても歌う速度にはついていけません。


発音と音程をいっぺんに最初からとるのは特に
初心者さんは頭がパニック(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?になると思うので、
発音は発音でしっかり練習しつつ、音程は最初は鼻歌チックな
感じから、家で練習を重ねて徐々に歌詞を歌うようにすると、
だんだん歌詞を音程とリズムにのせながら、歌えるようになっていくと思いますよ。 


ドイツ語には、日本語にない音がいっぱいあるので、覚えられるか
心配かもしれませんが、そこは繰り返し練習あるのみ、です。


ベートーベン先生のお名前も正しく発音できるようにしておきたいですね(・`ω´・)


↓これちょっと面白いかも。
いろんな国の言葉でベートーベン♪青いをクリックすると聞けます。
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