楽譜、音符が読めない初心者が、いきなりベートーベンの第九に
挑戦するのはとても難しそう!そう、とても難しいです。


私、一番最初に参加した第九合唱団の初回練習で
「歌えない人は聴いているだけでいいですが、
一応歌える人だけで通して歌ってみましょう。」
ということになり、 みなさんが歌っているのを聴きながら、
目で楽譜を追っていたつもりではあったのですが、


いつの間にか次のページに いや次の次のページに行っていて、
結局追いつけないまま、中途半端な楽譜のページを開いて、
最後まで合唱の通しが終わってしまっていたことがあります。あらら・・・。


これから練習についていくのは、とても大変そうだ
かなり落ち込みましたけど。


でも、第九合唱には「パート別音とりCD」という初心者に強い味方の
アイテムが売っています。とても月2回の練習だけでは、
練習に追いつけないので、その第九音とりCDなるものを購入して
楽譜を目で追いながら声を出しながら自宅で勉強するのですが、
なかなか最初はそれも難しいものです。


私が購入したCDは、最初から音とりではなく、歌詞の読み方、リズム読みから
練習できるようになっているものでした。(音とりCDにも色々あるようです。)
ドイツ語の読み方も全然わからない初心者でしたから、CDを聴きながら、
何度も復唱復唱。リズム読みと言うのは、音程にのせずにリズムのみで
歌詞を読む練習ですから、まるでお経のような・・・
おそらく、練習している部屋から聞こえる声は、何をしているのだか
わからない家族にとっては、異様に聞こえたかと想像されます。


音楽キャリアのない初心者にとっては、練習でリズムから音までとるのは、
大変なことなので、合唱練習でパニックに陥らないためにも
予習復習は必須となります。最初は少し大変ですが、そうやって
必死で練習について行くうちに、いつの間にか、何となく
口ずさんでいたり、鼻歌で第九を歌えるように・・・♪♪


まぁ第九に限らず、はじめて挑戦するものって、何でも
最初は必死にやらなければ身につかないものも多いですよね。


リズム読みまではないようですが、You Tube の動画でも
今は第九のパート別音とり動画があったりするようなので
色々検索して探してみると便利かもしれませんよ。
(歌詞の読み方と意味は「第九 歌詞 読み方 意味」とかで検索すればたくさん出てきます。)