本番から2夜明けました。
そろそろ何か書かないと文句言われそうなので本番の顛末でも書き記していこうと思う。
GPの記事がないことにお気づきのあなた。かなりの夏祭中毒ですね(笑)


さて、本番である。
今回は昨年の反省を大きく生かし、団員の集合時間を遅くしたのである。
開館が9:00なのでスタッフと同時集合ではバタバタして収拾がつかないからだ。
特に、舞台設営には気を使って人員を取られるので少し落ち着いた10時とした。
昨年の記事はこちらからどうぞ。


今年は舞台責任者を志田尾先生にお願いしたのが功を奏し、昨年度激おこで超不機嫌だった舞台スタッフのおじさんも体育会系のノリが気に入ったのかニコニコ顔。
これで本番の95%は成功したも同然である(違)


音響調整やピアノの調律で想定外の事態が生じ、開場ギリギリまでセッティングに時間を要してしまったことは反省点である。が、合唱合わせ等はおおむねオンタイムで進行でき、ホッと胸をなでおろした。
さらに今年は会場中を走り回らずに済むように無線機をレンタルしたり、1部に出番がないので15時まで比較的余裕があったりと、昨年よりはだいぶラクだったなという印象である。
まぁ、手抜きの仕方を覚えてきたと言っても過言ではないが(笑)
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例年の如く、受付周りのスタッフはヨコハマベイフィルハーモニーさんにお願いし、昨年の反省を生かし大幅増員も図った。
が、予想外に大勢のお客様を迎え開場前は外に並ぶお客様との壮絶な睨みあいになったと仄聞する(笑)
とは言え昨年のような混乱はなく、場外整理をきっちりしてくれたおかげで開場後はわりとスムーズに入場いただくことが出来た。
ありがたい仲間たちである。感謝!
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↑ 開場20分前には長蛇の列が出来ていた。。。これ左側ずっと会場に沿って楽屋口のあたりまで並んでましたよ。


そしていよいよ夏祭クラシックス2015の開演である。
第一部はラフマニノフ、パガニーニの主題による狂詩曲である。
のだめカンタービレなどでお馴染みの有名な曲。これを横浜出身の若手実力派ピアニスト斎藤龍が弾く。
これは見ないと(聴かないと)!とファンも大勢駆けつけたようだ。さすがである。
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第2部は被爆体験者、齋藤孝さんによるトーク。
生で全部聞けなかったのが残念だが相当リアルな話だったようで、涙ぐむお客様もチラホラいたようである。
相当貴重な経験になることだろう。


そして、いよいよ満を持して「土の歌」である。
約半年間の練習の成果が問われる瞬間である。
ほぼほぼオンタイムで舞台に上がり演奏開始。結果はあえて言うまでもあるまい。
本番に強い神話は健在であった。
被爆体験談からイメージを膨らませて聴いたおかげなのか、土の歌、大地讃頌のイメージが変わったという感想を多くいただいた。
爽快でおめでたい第九とは違って、涙しながら聴いていただいたお客様もいて、企画のコンセプトからすれば大成功と言えるだろう。
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↑ 最後はお馴染みの「大地讃頌」を全員合唱でフィナーレ。ここで涙腺崩壊した方も多いようだ。


さてさて、2年間事務局長という大役を任せていただいて、正直骨の折れることしかないわけだが、本番後の団員さんの満足げな表情を見ると苦労も忘れる事ができる。
1年目は、前年のひどい有様に衝撃を受けた改革の年、2年目は収支の見えない企画を成し遂げた試練の年、3年目は飛躍の年にぜひしたいものである。
本企画にご賛同・ご協力いただいたすべての方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。


Allemenschen@じむきょくちょー

P.S.
長くなったので打ち上げの模様はまた次回!