前回の続きベートーヴェン「第九」&ガラ・コンサート本番レポです。
いよいよ私も出番の第九の本番♪♪


第一部オペラ・ガラコンサートの時間が少し押していたことで、集合場所では十分な時間の余裕があり、リラックスして出番を待つことができました。昨年、はじめて第九に挑戦した時よりも確実にリラックスしていたかな。この空き時間に終演後の打ち合わせとかもしてたりしましたからね。そうそう、打ち上げでおいしい乾杯をするには、このステージを精一杯やりきらねばならないのです(・`ω´・)


第一部オペラ・ガラコンサートに出演されていた団員さんから「結構、座席埋まっていたよ~。」との情報を聞き一安心。私が二階席から見えなかった真ん中位の列から座席が埋まっているとのこと。そう言われてもイメージがいまいち湧かずにいざステージに出てみると・・・、
おぉぉっ.。゚+.(・∀・)゚+.゚ほんとほんと、予想以上に客席が埋まっています。しかもお客さんの空気が暖かいのが瞬時にして感じ取れました。ようやくほっとして、安心して歌えます。


第三楽章前に入場だったので、第四楽章までに緊張MAX(待ち時間が一番何でも緊張するものですよね。)になるかと思いきや、第三楽章演奏中の指揮者小森先生の穏やかな笑顔で極度に緊張しすぎることもなく、自分でも今考えたらびっくりするくらいリラックスして自分達の出番まで待つことができました。
fc4fa67e第三楽章終了でソリストの先生達のご登場。写真では豆粒ですが、ソリストの先生方夏らしく浴衣です。前々回の下駄の謎はこういうことでした~。


(↑本番写真がなかったので、舞台袖から撮って頂いた写真を拝借)

第四楽章の演奏が始まってから歌い終わるまでは、本当にあっという間でした。客席を見ていたら自然にフロイデな笑顔になれ、また指揮者の先生が「お客さんに伝えて~」サインを常に私達に出してくださっていたので、自己満足にならずにお客さんに向かって歌えていたと思います。
歌い終わったときは、ただただ感無量。ほんとに言い表す言葉なく、第九1年生だった昨年の本番とは確実に違った充実感を得ました。そして、お客さんのとっても暖かい拍手とまさかの「ブラボー!」の声の数々。人生で舞台で初ブラボーを聞いてびっくり&ほんとにほんとに嬉しかったです。あの瞬間は、今思い出しても、ちょっとうるっときます。


その後は、みんなで歌おう大地讃頌でしたが、色々なことを思い返していたら、声が詰まってしまって、私はとてもきちんと歌える状態ではなく、最後の「讃えよ大地を」のあとは、「あ゛~(泣)」となっていました。(並び順が端っこで、しかも最前列じゃなくてよかったぁ。おそらくひどい顔になっていたはずです)


なんとか耐えて舞台袖にはけてから「ああ゛~(泣)」と一瞬なりましたが、いやここで崩れてはいけないと思い持ち直しました。


なぜなら我々の本番は舞台だけで終わったわけではないからです。その後の打ち上げこそ第二の本番。それまでは気が抜けないのだと、気を持ち直し・・・(打ち上げまで化粧直しする時間もないしっ!と。)


第二の私達の本番、本気の打ち上げへとつづく・・・。