みなさん、ご無沙汰しております。
日頃、このブログをご愛読いただいている皆様には、
ただただ感謝の気持ちでいっぱいでございます。


さて先日、私がこっそり撮っていた「めちゃイケ!大島優子卒業記念旅行」のVTRを観ていて、
VTRの途中で大島さんが
「秋元先生に苦しい道と楽な道があるなら、苦しい道を歩きなさいと言われています」
と言っていて、急にすごい親近感を覚えました。


大島優子さんと言えば、


「AKB48でいつも全力でパフォーマンスをする」


ということで有名なんですが、
その根源はこの言葉にあるんだな…と思いました。


ちなみに、私の本来のブログを観ている方はご存じかと思いますが、
かれこれ17年前から私の座右の銘は


「楽々の中に楽はない、苦労の中に楽はある」
という言葉があります。
著書名は忘れてしまいましたが、
医学研究関係の本だったかと思います。


研究者は日夜、まだ見ぬ研究結果と向き合います。

そんな中で、結果の出ない(難しい)データは諦めたくなる時がある。
その結果が出なくても給料がでているのだから。
だけど、その辛く長い時間を費やした先に見える喜びがあるから、
研究に没頭できる…みたいな内容が書いてありました。。


その言葉が響いたわけを語りますと、
16歳で声楽を始め、
うちの両親が音楽の先生をやっていたので、
「音楽の先生だったら、俺でも世の中の役に立てるかな…」
と、今思うと世の中をナメた考えで音楽を始めた私でした。


私がクラシックの道を歩くことは、
音楽が好きでクラシックの道を歩く人とはスタートが違い、
スタートラインの照準はある程度出来るところからのスタートになるわけです。


当然のことながら、高校で始めたピアノはブルグミュラーという25曲の練習教本がありますが、
3週間で完結。(うちの父も同じだったらしい…)
その後、ソナチネ、ソナタと大学に入るまで然程ピアノで苦労したことはない。


声楽に関しても、譜読みの速さとある程度の音量で歌うことに関しては人並み以上で、
声楽初めて半年の間にイタリア古典歌曲集Ⅰ(声楽を志す人が最初にやる36曲入った教本)の半分を歌いこんでいたのですから。。。


そんな私ですから、波の方が最初にぶつかる壁の種類も全然違って、
私の悩みは歌う苦悩がないことが悩みでした。
原因はいつも7割で満足してしまうメンタル面にありました。


そんな高校3年生の夏に何の気なしに見た本の1フレーズが、
僕の声楽家としての気持ちを変えさせたことは言うまでもありません。
本気になった自分は自分の歌っている音をテープで録音し、
※当時はMDやPCがまだまだ世の中で普及していなかったので…。
自分で自分をレッスン、言葉の処理、音価の甘さ、そして自分の声質について。
身体で習得した結果、師匠も驚く勢いで上達し、
全然狙ってなかった東京藝大を受験しなさいと言われ、
先生の口ぶりから自分自身は受ける価値ありと確信してたんです。


が、現役の年は親に「藝大受けるなら受験料出さない」と言われ、
東京藝大受験自体止む無く断念しましたが、
1年目に受かりそうになってた某芸大の試験はやはり「暖簾に腕押し」ということで、
理論を白紙答案で提出し意図的に受験失敗し、2年目の受験で一発合格。


もし、1年目の受験で苦労する方を選ばなかったら、
今の私はどうなっていたか…。


「楽々の中に楽はない、苦労の中に楽はある」


以降、気が緩んでいる時、辛い時、苦しい時、、、、
この言葉を思い出しながら活動を行っています。


芸というのは本職でも趣味でも、
自分の限界を求めた先にある喜びは、
言葉では説明できない感動や達成感があります。


大島優子さんはまだあの若さで実践し、


世の中で成功者の一人になっている。


素晴らしい!!!!


最後に…
私はアイドルおたくとかではないです。


ただ、一人のプロデューサーとして、
いつも売れている人たちのアイディアの出し方やメンタルということを日々勉強させて頂いてます。


クラシックの人がアイドルのことを書くと変態のように思われるかもしれませんが、
どんなことでも芸を行うもの、他人の芸や芸人から学ぶことは山の如く多いです。


珍しく、長々と書いてしまいましたが、
合唱団に参加している皆さん、読者の皆さん、たまたまご覧いただいた方々…。


苦しい道を選択して、より明るい、より喜べる歌、または人生を楽しみませんか!