横浜ベイコ―ル合唱団員兼スタッフのツァウベルです(テノール)。
夏祭クラシックス2014 第九&オペラ・ガラ・コンサートまで
あと3ヶ月半余り(8/3日曜)。


さて昨日4/12(土)18:00大倉山。夏祭クラシックス2014合唱練習です。
曲目はベートーヴェン作曲の交響曲第九番第4楽章(歓喜の歌)。
今回は411~431小節、730~762小節、795~832小節


第九練習1

まずは411~431小節。男性三部合唱と呼ばれるところです。ソリスト(独唱者)とトップテノール・セカンドテノール・バスの合唱。
トップテノールはセカンドテノールよりやや高い音程のメロディです。
歌詞の意味は「兄弟よ、汝らの道を進むのだ」。行進曲調で力強く。
高い音程は無理やり発声せず体の外側の筋肉を使って響かせます。


第九練習2

次に730~762小節。ベーレンライター版の楽譜記号はR。合唱指導者の岡田先生いわくサスペンス劇場風とのこと。
何か予感を感じさせるようにささやくような発声で歌います。
760小節目で「piu p」という記号は「さらにピアニッシモ」という意味。
特にソプラノは高い音程を弱く保てるようにしっかりお腹で支えます。


最後は795~832小節。ベーレンライター版の楽譜記号はS。
非常にテンポが早いため、歌詞を発音するだけでも少し大変なところ。
最初はゆっくり歌いつつ、慣れたら徐々にテンポをあげて行きます。
806小節「Alle Menschen」(全人類よ!)の歌い出し前に四分休符。
しっかり四分休符の分だけ間を置いて歌い出すのがポイントです。


その他、休符があれば発声を止める、
クレッシェンド、デクレッシェンドは抑揚をつける、といった表現の注意。 約1時間ごとに休憩しつつも3時間の練習はあっという間です


そして今回は練習終了後21:00過ぎから懇親会も開催。
夏祭クラシックス参加のきっかけは?
普段どんなふうに個人練習をしてますか?
アルトも810小節の音程がかなり高いですよね?
(一オクターブ下げてテノール歌っちゃう?)
あと3ヶ月半あまり後、同じ舞台に立つ共演者同士。
有意義な交流の場になりました