こんにちは。フロイデです。
突然ですが、ベートーベンと聞いてみなさんはまず何を思い浮かべ、どう答えますか?
五番運命、九番歓喜の歌、耳が聞こえない天才作曲家、、恐いイメージ。。すみません。僕自身がまだこんなもんでして(苦笑)。。
僕は子供の頃バイオリンをやってましたが、当時クラシック音楽って、歌詞がなくて物足りないと思ってまして、アニメの歌ばかり聴いて歌ってました。


第九まではとても行かないうちに辞めてロックや歌謡曲ばかり聴くようになり、やがてカラオケなどが発達してくるとクラシック音楽など全く疎遠になりました。ただ、バイオリンは捨てられず、下宿に置いてたらクラシック好きな友人が弾かせてくれというので、触らせたくらいです。
日本人は特にクラシックと言う言葉に弱いんですよね。価値も使い勝手も分からないのに『クラシック』だけで高貴で歴史があり、高くて当たり前てな感じで。マックのクラシックバーガーとか期間限定で出てくると、ビックマックより有り難みを感じたり(笑)、金持ちも平民も、子供までクラシック、クラシックと、その冠にして、なんだかよくわからない世界を作ってる。クラシックの演奏はなぜみんなスーツを着なきゃいけないんでしょうか。なぜシーンとして聴かなきゃいけないんでしょうか。一体クラシック音楽とはなんでしょうか。シーンとして、そこにいる者だけが高いお金を出して、高貴な雰囲気まがいのものに浸っているわりに、意味すらわからない者までいる。ロックのコンサートみたいに第九の歌の部分は観客も知ってるなら歌えばいい。音楽も、仕事も、共感してくれる人がいて成り立ちます。一緒に楽しむところから始まる。演じる者は観客を強制しちゃいけないし、また、飲み込まれてもいけない。声もだせない程に舞台が輝いていれば、観客は固唾をのむくらいのものでしょう。わが合唱団もそうなりたいなあ。個人的な希望ですね。


さあ、番外編はここまでとします。 今度は本番当日の話をします(笑)
続きは、次回の講釈で。


フロイデ